動画制作を制作会社に依頼するメリット・デメリットとは

自社で制作(内製)をしようか、外注しようかの判断に迷ったら…


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企業はもちろん各種団体、個人に至るまで動画コンテンツを用いてプロモーションを行うことが当たり前になってきました。Youtubeのような動画サイトや各種SNSでは簡単に動画をアップできますし、様々な制作ツールが出現したことで撮影や編集が手軽に行えるようになってきているので、自分たちで動画制作を行おうと考えている企業やお店も多いかもしれません。しかし、動画コンテンツがあふれている現在だからこそクオリティは非常に大事なのです。 今回は、制作会社に動画制作を依頼するメリットとデメリットをご紹介します。 より良い動画コンテンツづくりを行うための、ヒントにしてください。


【動画制作会社に依頼するメリット】


POINT

動画制作を制作会社に依頼するとなると、それなりにコストはかかります。 しかし冒頭でもお伝えしたように動画コンテンツにクオリティが求められている時代。見る人を飽きさせないような動画を作るにはアイデアやテクニックが必要です。そのため、ある程度コストをかけても良いというのであればプロに依頼することは非常に有効といえます。 この章では制作会社に依頼するメリットをご紹介します。


①クオリティの高い動画制作ができる

動画制作をプロに依頼する最大のメリットはクオリティの高い動画を制作できることです。 動画制作会社はその道のプロですから、撮影機材や編集機材がそろっていますし豊富なアイデアや最新の知識、撮影手法や演出のノウハウを持っています。

動画制作をしたい方が自社のことを理解しているとしても、それを動画にしてPRするためのコンセプト立案はなかなか難しいですし、魅力的に見えるような撮影や編集を行うことは困難な場合も多いでしょう。

プロはシナリオ構成、演出プランの策定、撮影のスキルが高いというだけでなくロケーションが必要な場合には適したロケ地の選定や撮影許可申請、ドローン撮影における飛行許可申請、モデルや役者のキャスティングなどもスムーズに行ってもらえます。こうしたことから内製では到達できないレベルの動画制作が期待できるでしょう。

もちろん制作会社によって持っている機材やノウハウの質は異なりますから、その見極めは重要です。


②社内の人的・時間的コスト等が削減できる

社内で動画制作をするとなると、そこに人員を割かなければならないので外注することによって人的・時間的コストが削減できます。

動画制作スキルの高い社員がいる場合は動画の内製も良いと思いますが、多くの場合は動画制作のノウハウ勉強をするところから始まると思います。それなりのクオリティのものを作れるようになるまでには時間がかかってしまいますし、プロではないのでやはりクオリティは見劣りしてしまいます。 定期的に動画を制作するケースにおいては、社内に動画制作の専任担当者を置いて内製化することによりノウハウが蓄積されるというメリットもありますが、一時的なものであったり、制作頻度が多くなければ人的・時間的コストばかりがかかってしまい内製化のデメリットが強く出てしまう可能性が高いです。

必要なタイミングに必要な業務だけアウトソーシングし、プロに依頼する方が効率的といえます。


③初期費用を削減できる

動画制作の外部依頼にはコストがかかりますが、内製化するにも撮影機材や編集ソフトの購入、スキルを学ぶための講習費用など初期費用がかかります。

人的コスト同様に、継続的に動画を制作する場合であれば良いですが、それほど頻度が高くないのであれば、費用対効果が悪くなりがちです。

初めから外注をしてしまえば、こうした初期費用を削減することができます。


④制作後の運用をサポートしてもらえる

動画コンテンツが一度完成したらそれで完了というパターンもありますが、動画制作の目的をしっかりと共有している制作会社の場合は、その動画をどのように運用していくと効果的かという運用面でのサポートも依頼することも可能です。

せっかくできあがった動画が素晴らしいものであっても、うまく拡散、運用できなければその価値は半減してしまいます。運用までサポートしてもらえると心強いでしょう。         

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【動画制作会社に依頼するデメリット】


POINT

動画制作会社に動画制作を依頼すると、クオリティの高いものを作ることができ、結果的に社内のコストを下げることにもつながるというメリットがあるとご説明しましたが、そればかりではありません。 デメリットも知った上で検討するとともに、そこをカバーするための対策をしましょう。


①費用がかかる

外注をすることで押さえられるコストはあるものの、外注と社内制作との単純な総費用を単純比較すると、どうしても外注の方が制作費用は高くなってしまいます。 動画の使用目的によっては、そこまで高いクオリティを求めていないケースもあると思いますので、その場合は自社制作(内製化)も検討してみてください。しかし動画の質が売り上げに関連するような場合については費用をかけてより良いものを作った方が最終的に残るお金は大きくなるでしょう。

例えば撮影は自社で編集は外注、あるいはドローン空撮だけを外注など、一部の工程だけをプロに任せることも可能ですので目的に応じてよく検討することをオススメします。

 

②時間がかかる

制作の工程は、打ち合わせ~撮影~編集~仕上げと進んでいきますが、自社と制作会社のスケジュール調整が必要ですし訴求ポイントの共有をするにも時間が必要です。確認・修正といったフローにおいても社内のようなスピード感で進めていくことが難しい場合もあります。どうしても明日中に動画を公開したい…となったとき、社内であればなんとかなることも外注となると発注側の頑張りだけではどうにもなりません。 想定外のスケジュール変更や修正が入っても期日に間に合うよう、制作日程に十分な余裕をもって進める必要があるでしょう。

一方で、どんな動画を作るのか?という企画は、社内だけでいくら考えてもまとまらないことも多いですが、プロのアドバイス1つで解決することもあります。また撮影や編集といった実制作のスピード自体は外注した方が早いケースが多いです。また当初からタイトなスケジュールであることを明らかにし依頼しておけば叶えてくれる制作会社もありますので、スケジュール調整や意識合わせなどに手間がかかるものの総合的に見ると外注の方が時間がかからないといったケースが多々あります。


③コミュニケーションの難易度があがる

社内であれば、どんなものを作りたいのかというイメージも伝えやすいのですが、抽象的なものであればあるほど外部の人にそれを伝えるのは難しい場合があります。動画制作にあたって『どんなものを作りたいのか』を共有することは非常に大事なので発注側の伝え方には工夫が必要ですし受注側の理解度は高いことが望ましいです。 言葉で伝えることが難しいのであればイメージに近い参考動画を例示したり、外注先に撮影や編集に入る前に絵コンテや動画コンテを提出してもらうよう依頼するのも良い方法です。


④制作依頼後の変更が難しい

動画制作会社に依頼し制作が進んでいくと、決められた内容に合わせてカメラマン、編集者、ナレーターなど多くの人のスケジュールを調整します。そのため途中で変更したいと思った時に対応が難しかったり追加費用が発生したりする可能性があります。社内のように柔軟な対応が難しいことは覚えておいた方が良いポイントです。

要望を伝えたり企画を決めたりする段階で納得いくまで作りこんでおくことが、変更の発生するリスクを最小限に抑えるためのポイントになるでしょう。また万が一、企画の方向性に変更が生じた場合にも臨機応変に対応してくれる制作会社に依頼することが大切です。

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【コストをかける価値あり!動画の魅力とは?】


動画を制作会社に依頼するとクオリティの高い動画ができるということはご理解いただけたかと思います。 そもそも動画ってコストをかける価値があるのだろうか…?という思いがある方に動画の魅力をお伝えしたいと思います。


情報量が多い

紙媒体や静止画と比較して圧倒的に情報量が多いです。1分間の動画で伝えられる情報量はWebサイトの3,600ページ分に相当するとも言われています。 限られたスペースの中でも動画であれば伝えたい情報を的確に伝えられるのです。映像、音、文字等を駆使することで、多様なイメージを伝えられる点も魅力。テキストでは伝えづらい雰囲気や感情といったものも伝えることができるでしょう。


②情報伝達力が高い

文章や写真・イラストで伝えるよりも動画の方が情報伝達力が高く、見た人の理解を促進することができるといわれています。会社や商品・サービスなどの魅力を感じていただきやすいでしょう。


③印象・記憶に残りやすい

動画で見た情報は、テキストや静止画でみた情報よりも印象的で記憶に残りやすいといわれています。視覚だけにとどまらず聴覚にもアプローチした場合はより記憶に残りやすいです。


④スマートフォンなどで動画を視聴している人が増加している

動画を視聴するのは限られた世代だけと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、今や高齢者を含め幅広い世代がスマートフォンを持っている時代ですし、SNSを使う方も多くおられます。全ての世代において動画コンテンツの視聴時間は伸びており、YoutubeやInstagram、TikTokなどの動画を検索し情報を収集するということが当たり前になってきているのでターゲットに関わらず動画は有効な施策であるといえるでしょう。

いまや動画コンテンツを活用しないということが、同業他社からおくれをとってしまうことにもなりかねない時代だといっても過言ではありません。

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【まとめ】

動画コンテンツは、企業案内動画、採用向け動画、商品やサービスの広告動画など多岐にわたって利用できます。またアウトプットもYoutubeやSNSなどのインターネットでの拡散のみならず、デジタルサイネージ向けの動画、展示会向け動画、、、のように、一度作ったものを継続して使ったり、改訂しながら利用できます。その場合はより高いクオリティが求められます。こういったケースには、動画制作を制作会社に依頼する価値が一層高まるのではないでしょうか。

一口に動画制作会社といっても、そのスキルは異なります。一概に価格が高ければ質がよい、安ければ悪いというわけではありませんが、値段だけで選んでしまうことはリスクがあります。

制作会社がどのような動画を制作してくれるのか、どれくらい親身になって考えてくれるのか、よく検討して選ぶようにしましょう。 動画を作成してもクオリティが低く、視聴者からの印象が悪くなってしまっては逆効果です。せっかくつくるなら良い動画を作って、見ていただいた方の心を動かしましょう。

株式会社KANSHAでは、お客様のご要望や制作意図を丁寧にお伺いし、適切な企画内容と制作プランをご提案します。また納期や修正作業などにも臨機応変に対応できますので、少しでもご興味を持たれましたらお気軽にお問い合わせください。  

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